栗の木に青々とした毬がなっているのを見かけた8月。
栗がとれる頃になったら、毬付きの栗を
スケッチしたいな…と思っていた。
そして今年初収穫の栗。
絵を描くのにもってこいの、口がパックリ開いた毬付きの栗!
毬が緑から茶色に変わっていく途中で
より季節の移ろいを感じさせる。
毬が緑から茶色に変わっていく途中で
より季節の移ろいを感じさせる。
毬をじっくりみてみるととても面白い。
内側は、外側とは全く異なっていて
ビロードのように表面が毛羽だって光沢があり
指で触ってみるとなんともなめらか。
栗は毬の中にすっぽりおさまっていて
なんとも気持ちが良さそう。
栗と栗の間にはクッションみたいな仕切りがある。
それは栗同士がぶつかったり、こすれたりしないように
するためなのだろうか。
本当の理由はわからないけど
自然が作り出す形は、理に適っていて美しい。
さっそく観察しながらスケッチ。
つややかな光沢のある茶色
丸みがあって、コロンとしたフォルムはなんとも可愛らしい。
そして毬を描くのは難しい…
簡単に鉛筆だけのスケッチに…と思っていたけど
描き進めるうちに色までつけたくなって…
そして完成。
観察することの大切さを感じた一枚となりました。